今週はだいたい来週のセミナーの準備に費やしてます。
2時間もしゃべるというのはなかなか大変なものです。
1つの論文をまるまるしゃべることになります。
全ての命題の証明を追います。
こんなことをセミナーでやったことはいままでないです。
できるだけ直感的に理解できるようにしようと思っていますが、どうなるんでしょうか。
しかももっとよくないことは、雪が降ってることです。
もうすぐ4月だというのに。
3週間ぐらい前はもっと春らしかったのに。
ということで、全体的によくないです。
以上のことを言い訳にして、仕事が捗らない状況をお伝えしました。
捗っていない仕事内容としては、
論文書き、論文修正、査読、論文読み、メールの返事、セミナーの準備、といったところです。
プログラミングがないのがなんとも自分らしいです。
そういえば、ようやく巡回セールスマンゲームの論文がDiscrete Applied Mathematicsから出版されるようです。
電子的にはもう出版されています。
この論文は2001年のゴールデンウィークに突然論文になりそうな気配がして、
はじめはすごく複雑だったのだけれども、段々と単純になっていて、
最終的には割と基礎的なことをやったんだと思います。
最後に未解決問題のリストがついてて、それが役に立つといいな、と思ってもいます。
昨日の日記に書いたことをまわりの人に話したら、セミナーで話せ、ということになって、
これでちゃんと読まなくちゃいけなくなってしまった。
そういう機会がないとなかなかちゃんと読んだりしないので、よいチャンスだと思ってしっかり読みたい。
ところが、これを解いてしまった人がいるそうなのです。
しかも、問題自体を知ったのが今年の1月で、原稿が出来たのが2月なので、
1ヶ月ほどで解いてしまったということです。
すごいとしか言いようがないですが、名前を聞くと納得してしまうのです。
ChudnovskyとSeymourです。
Chudnovskyのページからプレプリントを入手できます。
ということで、発表準備。
また時間に追われる生活になってしまった。
今日は試験監督をしたのだけども、どうもこういうのは苦手だ。
あまりやりたくない。
そのためにちょっと早起きをしたので、午後昼寝をしてしまったし。よくない。
旧ISAAC論文はようやくfull-paperのバージョンが出来たので、ようやく投稿。
だんだんキューにたまっているものが減ってきた。
劣モジュラ関数最小化はなかなか難しい。
自分の理解が正しければ、M凸関数最小化を使って劣モジュラ関数最小化が出来ると思うのだけども、
専門家の方、いかがでしょうか。
(こんなことを日記に書いてしまってよいのだろうか。まぁ業界が狭いからいいや。日本語だし。)
一般にM凸関数の最小化を強多項式時間でやるっていうのはかなり無理だと思われるので、
劣モジュラ関数最小化に必要な特殊ケースに限ってM凸関数の最小化ができればよいのかもしれない。
って、今日の中の数時間考えただけだからまだよく分かっていないけれども。