日記


2003/8/29

もうすぐ9月になって、10月ごろになると周辺の様子がちょっと変わることになるので、
それに関する打合せをした。


2003/8/28

Eurocombのプログラムがようやく発表になって、
与えられた時間が25分であることとか、最終日に終わる時間が6時頃だとか、
液晶プロジェクタ (ここら辺ではbeamerと呼ばれる) も使えるだとか、
そういう細かいことがようやく判明しました。

ようやく判明したので、ようやく列車のチケットを取ることにしました。
片道10時間以上の列車の旅はなかなか疲れると思ったので、勝手に途中で休みをいれることにしました。
ということで、往路はまずミュンヘンで1泊、そして次にリンツで1泊することにしました。
帰りはチェスケー・ブジェノヴィチェというチェコの街で1泊することにしました。
行きと帰りで非対称になっているのは、時刻表の関係でです。
もちろん泊る場所では半日ぐらい観光するつもりなのですが、
どうもミュンヘンは半日では周りきれそうもないので、また時を改めて行きたいと思います。
ということで、今回は市街地の当りさわりのないところをみたいと思います。
リンツはあまり情報がないのですが、ブルックナーと関わりが深いようです。
中心に見どころがあるようなので、そこら辺を半日で、という感じでしょうか。
チェスケー・ブジェノヴィチェは古い建物などがたくさん残っていてきれいっぽいです。
英語がどれくらい通じるのか不安ですが、ちょっと楽しみです。

ただ、まだ本来の目的地であるプラハの情報をまだ仕入れていないので、明日はそこら辺を重点的に 調べないといけないかと思います。

今年の夏は観光しまくってる気がしますが、まぁいままであまりしてなかったのでよいでしょう。
季節がよいうちに観光したいので。
冬にはイタリアとかいくのかなぁ。どうだろう。
スペインを目指して研究するという話しもあったかも。
もうそろそろ次のステップを踏みださないと。


2003/8/27

9月の中頃にプラハで話しをするので、そのスライド作り。
だいたい完成。
なんかトポロジーの話しは難しい。
あと、いつものことだけど例を作るのに時間がかかってしまった。
でも、割とよい例とよい絵ができたと思うので、いい感じに見えてきた。
単体的複体ぐらいはみんな知っているとしてしまってもよいかな。どうだろうか。

ただ、また旅程が决まっていない。
いま料金計算をお願いしているのだけど、忙しい時期なのかなかなか返事がこない。
返事をまたずに買ってしまったほうがよいだろうか。

なんかISAACのページが毎日毎日改造されて、いますごいことになってる。面白い。


2003/8/26

学生と指導教官の相性は微妙なものだと思います。
自分が日本にいたときの指導教官も今の指導教官も割と自分の好きなことを勝手にやらせてくれるタイプの人で、
そのタイプが本当に自分に合っていると思うのです。
それで成果が上っているのかどうかとか、自分に研究能力がついているのかどうか、というのは置いておいて、少なくとも楽しくやっていけている、というのは嬉しいことです。


2003/8/25

ISMP (International Symposium on Mathematical Programming、国際数理計画法シンポジウム) にいってきました。
コペンハーゲンはなんと涼しいのだろう!
こんなに快適なら1年中住みたいとも思ってしまいます。

会議全体の感想としては、このまえのISMPに比べて、他の人の講演をだいぶ理解することができるようになってきた、ということが実感できた、というところです。
特に組合せ最適化関係の話しは割とすんなりと耳に入ってきて、だいぶ慣れてきたようです。

ということで、撮って来た写真もよろしかったらどうぞ。

今回のISMPはだいぶ勉強になってしまって、いろいろと新しいことをやろうと思ったりしてしまっている今日この頃です。
それを考えつつ、いままで考えていたことも考えつつ、しかも、いままでにこれから考えようと決めていたことも考えないといかん、とかわけのわからない状態になっていますが、
とりあえず、できるところからコツコツとやっていく、というところだと思います。


2003/8/15

だいぶ気温が下ってきたものの、まだまだ暑いです。
最近、10時頃に夕立が来るのはなぜでしょう。

明日、ISMPにむけてコペンハーゲンに出発するので、そのための準備。
では。


2003/8/14

油断していたらすっかり更新し忘れていました。
忘れていたというか、ちょっと時差ボケがまだ直らないというか、夜が暑すぎて眠れないというか、
そんな状況で頭がうつろになっていました。

巡回セールスマンゲームの論文がようやくアクセプトになりました。
アクセプトされるまですごく時間がかかってしまいましたが、嬉しいです。
載るジャーナルはDiscrete Applied Mathematicsです。

で、北米大陸の続きをようやく。
COCOONにいったあとはオタワでWADSです。
間に1日しかなかったので、Opening receptionには参加できなかったのですが、
何とか1日目のはじめのセッションから参加はできました。
実はその前日にボーズマン→ミネアポリス→モントリオールと来て、
モントリオールに着いたのが深夜の11時で、
モントリオール (というか、空港のあるドーバル) で1泊して、
そこから朝7時頃に電車にのってオタワまで行き、そこから会場に直行した、という感じで、なかなか強行しました。

WADSには日本の方はいらっしゃらなかったですが、ヨーロッパで知ってる人とかいて、はじめのうちはその人達と固まったりして行動したりして、その後、だんだん知り合いも増やしていきつつ、楽しみました。
割と疲れてきていたのか、途中で寝てしまったりもしてしまったのですが、個人的にはWADSよりもCOCOONの方が刺激になりました。

オタワ観光としては、ちょうど、カナダの国会議事堂をライトアップして、国会議事堂をスクリーンにしてカナダの自然と歴史に関する映像を写す催し物を毎晩無料でやっていて、それを3度も見てしまいました。
個人的にこのショーはとても気に入りました。
あと、国会議事堂の中の見学や湖のボートクルーズもしたりして、かなり観光しました。

WADSの終了後はモントリオールへ向かいました。
McGill大の福田先生と、そこに滞在している松井先生御夫妻と大西さんに御会いしました。
生憎、他の先生たちは不在のようでした。
David Avisはボートにのってどこかにいっちゃっているようです。
ということで、セミナーで話しをさせていただいたり、寿司を食べたり、と
充実したモントリオールでの1週間でした。
この場を借りて厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。

ちなみに寿司を食べたのはKATURAというお店で、モンターニュ通りにあります。
おいしかったです。
カナダに来てまで日本食を食べたいという方には安心して食べられる味だと思います。


2003/8/11

北米大陸からかえってまいりました。
北米大陸ではいろいろなことをやってきたので、順を追って書いていきたいと思います。
今日はCOCOONについて書きます。

COCOONとはInternational Conference on Computing and Combinatoricsです。
今回が9回目の開催で、アジア、あるいは還太平洋地域で行われることになっています。
今年はとうとうアメリカ大陸ではじめてやることになって、それもBig Skyというリゾート地で行われることになりました。
Big SkyというのはYellow Stone国立公園まで車で2時間ぐらいの場所で、
夏はYellow Stoneに行く人の宿泊地、あるいはキャンプなどの観光地となり、
冬はスキーなどの観光が楽めるところです。
その他、Yellow Stone Conference Centerというのがあって、
今回の会議はそこで行われました。
講演内容も多彩で、非常に楽しかったです。
いろいろ刺激を受けたり、考えてみたい問題をいろいろと発掘したり、と発見が多かったです。
ただ、パラレルセッションだったので本当は聞きたかったけれども聞けなかった発表とかあって、 その点は残念でした。 また、日本から見えた方も割といらして、その方々といろんなお話をさせていただいたのも大変有意義でした。

会議の最終日に参加者でYellow Stone国立公園にいきました。
ガイドの人もついて、Yellow Stoneの見どころをまわったのですが、1日ですべてをまわりきることができないぐらいの大きさです。
今回は間欠泉や滝、湖といったところを中心としてまわり、途中で ヘラジカ、バッファローの群れなどにも遭遇して、楽しかったです。

ということで、会議で思った細かいことをいくつか並べておきます。
中国の人、あるいは中国系の人の発表で、他の人の論文を参照するときに、筆頭著者の名前だけを引用したりするケースが割とあって驚きました。
つまり、"AAA, BBB, and CCC" とか "AAA et al." ではなくて、"AAA" だけ、ということです。
これは技術的な発表としてはよくないことなので、何とかしていただきたいところです。
お国柄とかあるのでしょうか。
その他のこと。
LCDプロジェクタで発表するひとで、マウスポインタをポインタとして使っている人が割といたのですが、
あれはあまりよくないと思います。
しかも、マウスポインタで書いてある文字を隠してそのままにしていたりする人とか。
やはり、個人的には、ポインタは指し棒に限る、と思います。
あるいは、ポインタを使わなくてもよいようなプレゼンテーションを組み立てるとか、そんな感じでしょうか。

自分の発表はどうかというと、今回ははじめてワイヤレス・マウスを使って、画面の切り替えのときに わざわざじかに自分のコンピュータのところまで戻っていく必要がないようにしてみました。
個人的には画面をぱっぱぱっぱと切り換えられてよいのですけど、その分、発表がはやくなりすぎてしまう傾向もあるので注意しないといけないです。
それなのに、時間をちょっとオーバーしてしまったので、発表自体はよくなかったと思います。
後でいろいろな人からよかったといっていただいたのですが、ちょっと今回は詰め込みすぎたという感じです。
思い切って最後の部分を省いてしまってもよかったかもしれないです。

ということで、写真集にYellow Stone国立公園の様子を載せました。
明日はオタワについて書きます。

で、北米大陸から帰ってきたのはおとといなのですが、
おととい、なんか、チューリッヒはすごく混雑してて何でなんだろうと思ったら、
ストリートパレードをやっていたんですね。
知らなかったです。
ストリートパレードは街中がディスコというかクラブというかそういう感じになって、
街中で人々が踊りまくるというイベントです。
気温も暑かったのですが、人出も多くて、すごい熱気でした。
ちなみにこちらのイベントの写真は今回はないです。
なにしろ突然だったので。


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Last modified:Fri Aug 29 23:29:33 2003