日記


2002/7/26

実は昨日からNFSが落ちていて,そのため重要な作業をすることができない.
特にメールを読むことができないのは痛い.

今度のコマゼミの特別編はとても楽しそうです.
ちょっと群に関する基本的なことを復習しておいた方がよいかもしれないです.
特に剰余群とかに弱いので.

SturmfelsのページからSturmfelsの新しい本に関する情報が得られます.
代数方程式の解を求める話ですが,昨日のアルゴ研で小島先生のはなしを聞いたことも手伝って,ちょっとこの本はよまなくちゃいかんな,という気になってきました.
特に気になるのは,ナッシュ均衡の計算のところと最後のtropicalなんたら,っていうところです.
このtropicalなんたら,っていうのは僕の知っていることばでは「max-plus代数」というものと同じなんだと思うので,それなら少しだけなじみがあるのでどんな議論が展開されているのか楽しみです.
ただ,グレブナー基底とかそこら辺のことの定義は書いてないようなので,実はかなりの前提知識を要求しているのかもしれないです.


2002/7/25

アルゴ研@東工大.
アルゴ研で発表するのははじめてでしたけど,割と上手にできました.
ただ,ゆっくりやりすぎたので,証明部分が全部割愛になってしまったのがよくないでした.
でもまぁ,証明はやっても眠たいだけなので,やらなくて正解だったかもしれないです.
うーん,僕の中ではゲームの研究はお休みのはずだったのですが,またゲームの研究をちょっとやりたくなってきました.

ということで,駒場に戻ってからは輪講.
こちらも割と丁寧にやっていけたと思います.
ただ,いろんなところで自分の理解が甘いところがあったので,もう少しちゃんと準備すべきでした.
反省です.


2002/7/24

明日の輪読の担当をするとかいうことを2週間前に言ってしまったので,その準備.
あぁ,担当しなければよかった.
本来やるべきことはたくさんあるのに.

ということで,明日は午前と昼は大岡山で,夕方は駒場になります.
アルゴ研で発表するのははじめてなのでどんな感じになるかちょっと心配です.
というか,内容が貧弱なのでそれが心配,ということの方が大きいです.


2002/7/22

まず,京都の報告から.
16日はKIDSに出席しました.
なんかいつものように我が物顔でたくさん質問してしまいました.
でも,やはり,こうすることで理解が深まり,大変勉強になりました.

で,17日から3日間は,最適化の研究集会でした.
自分の発表は初日の2件目でした.
発表自体はつつがなくできたと思うのですが,やはり混み入った議論とか少ししてしまったので,あまりよくない発表になってしまったのではないかと懸念しています.
しかし,いろいろなコメントをいただけたので嬉しかったです.

他の方の発表もいろいろと勉強になったり,こういう分野があるんだ,とか,こういう発表の仕方はよいな,とか新たに気付いた点も幾つかありました.

で,今日は今週の準備.
主に輪読.


2002/7/15

台風が気になったので,一日早く京都に来ました.
どうなってしまうんでしょう.
明日のKIDSの発表者の大部分は東京の人なんですが.


2002/7/14

SAOPに行ってきました.
筑波も久しぶりだったのですが,何とかスケジュールどおりに辿り着くことができてよかったです.
発表も3件.どの話題もとても興味深く,質問も割と出来たと思います.
あと,久野先生が八森さんを相当かわいがっているという様子も観察できてよかったです.

ということで,来週は京都です.
更新できるかどうかはいまいち不明です.


2002/7/11

柏原さんとちょっと研究のはなしなどをする.
アンチマトロイドとマトロイドの関係について,ちょっと思いついたけども,どれくらいうまく行くかはよく分からない.

なんかFOCSのAccepted Papersの一覧が出てます.
実は,自分の指導教官がMember of Programming Committeeなので,自分もサブレフェリーとかしてるんですが,
(レフェリーっていうのは秘密にやるものなので,こういうことをこんなところに書いてはいけないかもしれませんが,まぁ,どの論文を査読した,とかそういうことは書かないので,これぐらいならいいかな,という気もします.)
あぁ,あの論文は落ちてしまったのか,とか,なかなか通るのは厳しいんだなぁと思いました.
ということで,自分たちがあちらに出した論文はどうなってしまうのだろうかと.


2002/7/10

卒研の中間発表の日です.
ちゃんとたくさん聞いておこうと思ったのですが,途中で記憶がなくなったりして...,申し訳ないです.
印象としては,発表者の方よりも,試問教官のコメントとかでそれはどうかな?って思うようなのがあって,そっちが気になりました.
あと,久しぶりに自分の専門から遠く離れたことの話を聞いたので,それもなかなか楽しかったです.

で,そのあとは恒例となった(かどうかわからない)談話会.
で,自分が寝坊してしまった.
中間発表が終わったのが15:00前ぐらいで,それから3時間もあるから,仮眠をしていたらそんなことになってしまった.
まぁそれは言い訳です.失礼しました.
でもまぁ,自分はただ歴史を喋っただけで,あまり思い入れを含めないようにしたつもりでしたけど,いかがだったでしょうか.
あまりきわどいこととかも公には言わないつもりだったし.

で,その後懇親会で懇親しました.
こちらの準備は全然手伝いませんでした.すみません.
準備してくださった皆さん,ありがとうございます.
楽しかったです.
来てくださった皆さんにも,ありがとうございます,と.
こういう会の意味とかそういうのがどこら辺にあるのか,とか,無理にでも続けた方がいいのか,とかよく分からないです.
このような形式でこの談話会を続けるのは難しい気もするので,もう少し違った形にするとか考えられますが,そうだとしてもどういうものにするか,っていうところがなかなか考え出せないです.
もう忘れてしまってもよいのかもしれないですけど.うーん.
まぁ,自分は使われやすい人なので,どんどん使っていただけると幸いかとも思います.


2002/7/9

とうとう帰って来ました.
今年の夏は涼しいとはいっても,やはりチューリッヒとは比べ物にならないですね.

ということで今日はKTYYゼミの発表練習にいきました.
発表練習が大事だ,というのは強調しすぎるてしすぎることはないので,強調しておきます.
明日が本番ということなので頑張ってください.


2002/7/8

では,この続きは日本で.


2002/7/7

いよいよ帰国,というところです.

その前に何とか論文も投稿できました.
採択される確率は割と低いかもしれないですが,自分としては面白い研究だと思っています.
証明もそんなに自明ではないし.
ただ,とりわけ難しいっていうことでもないのですが.
内容としては基本的な問題を解いている,という感じです.
組合せ論そのものとしても面白いと思うし,最適化の方に応用もあるということも強調しておきたい点です.

ということで,いろいろ作業が滞ってしまったので,結局,5章,8章,9章は出来なかったです.
日本でやります.

あとはいろいろ論文を準備して,日本で読む,と.
うぅん,日本でそれ程休めない.
日本ではいろいろな人にじかにあって,研究を進めたいところです.

ICMのページでプログラムが発表されていました.
どうやら,僕の目当てにしているものはだいたいちらばっていて,うまくすべて聞けそうな勢いになりそうです.
ただ,他の分野のものはあまり聞けないかもしれないです.
まぁ,他の分野のところはPlenaryだけでおなかいっぱいになってると思いますが.


2002/7/5

OHPシートの印刷しなくてはならない分については印刷完了.
なかなかこのOHPシートはインクののりも良く,とても良い感じ.

福田先生のところにお伺いして,証明を聞いてもらったのだけども,
証明が最後まで辿り着いていないことが判明した.
そこまでの流れはよいようなので,本当に後一歩というところまで来ているようである.
ということで,早く証明を完了させたい.

ここ数日チャットで研究を進めてるのですが,これはなかなかよいです.
メールなんかと比べ物にならないほど進みます.
ということで,今後流行るのではないかと思っています.
あるいは,流行らせたいです.
ただ,絵をどうするかが問題ですね.
(まぁメールでも同じですが,メールなら添付すれば絵も送れる.
あるいは簡単なものならアスキーアートを使ってもよい.)


2002/7/4

今日も書き物とか,スライド作りとか.
やはり帰国直前になってきて,割と焦ってるかもしれない.
明日は最後の平日なのだけども,何かやっておくべきことを忘れているのではないかと,少し不安になる.


2002/7/3

今日は書き物の修正とかそういうこと.
新たに書いてるものもあるし,もう少しでちゃんとした研究になりそうなものもあるし,と割と充実している.
やはり〆切効果絶大だ.
しかし,こんなことではいつまで経っても〆切効果に甘えてしまうので,自分でしっかり計画管理して研究していかないといけないと思う.
(まぁ,研究に限ったことではないと思うけども.)


2002/7/2

いきなり投稿することにしたので,忙しくなった.
共著者の方に迷惑をかけてると思われます.すみません.

談話会で話をさせていただくことになったので,こちらの準備もしないと,ということになっている.
まぁ,これは日本に着いてからでも大丈夫だと思われるので,あまり焦らないことにすればよいと思う.
この夏に発表予定のもので準備できていないものはこれ以外にあと一つだけなので,それさえできればOK,ということになる.
だいぶ見とおしがよくなってきた.


2002/7/1

証明がやっぱりできていなかったけれども,その代わり自分のやっていることがだいぶ鮮明になってきた.
いろいろなものがどんどん繋がっていくのが分かるのはなかなか面白い.

福田先生にお会いした.
実は先週からいらっしゃるのだけども,ちゃんと話したのは今日が最初.
金曜日に時間を取っていただけるということなので,そのときに研究の相談でもしようかなぁと思っています.


2002年6月の日記


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