今日は調子がよい。
人にほめられるとやる気が俄然アップするのはいいことなのだろう。
しかし、油断してはいけないので、しっかり復習をしよう。
昨日八森さんからメールが来たので早速ダウンロードして読みはじめる。
日本語postscriptがよめないので、わざわざフォントを埋め込んでもらった。
しかし、この本は本当によい本だなぁとつくづく感じますね。
昨日「吐く息が白くなることはない」とか書きましたが、大嘘でした。
いままで、白くなってるのに気付いていないだけでした。
でも、白くなるのは早朝と夜だけなので、ほとんど外出しているときはそんなに寒くないですね。
もう少しで1ヶ月なので、各方面に近況報告のメールを送信。
その内容をここにも載せときます。
1つめ
近況を報告します。 10月からスイスチューリッヒのETHに来ています。 ドクターコースではなくて、プレドクコースという、 ドクターコースの準備段階のようなものです。 うまくいけば、来年の4月からドクターコースに入れます。 分野は、組合せ論・離散幾何学・計算幾何学で、ほとんど数学です。 毎日数学漬けの日々をおくっています。 今週から授業が始まりました。 レベルや興味も自分にあっているので、とても勉強になります。 ただ、問題は英語で、なかなかうまく喋れないのが現状です。 日本にいる間にもっと勉強しておけばよかった、と思います。 聞き取るのも割りと困難ですが、喋ることに比べれば楽です。 チューリッヒはスイスの中のドイツ語圏ですが、 ドイツ語に困ることはほとんどないです。 環境問題に興味がある人もいると思うので、ちょっとした情報を。 チューリッヒのスーパーでは、ビニール袋(あるいは紙袋)が 有料で、1つ0.30SFr (30円ぐらい) します。 また、指定ゴミ袋もやけに高くて、かなり家庭ゴミを出すのに躊躇します。 ただ、町中の至るところにゴミ箱がおいてあって、 その点は日本と逆だな、と感じています。 こんなにゴミ箱が置いてあるのに、全然カラスがいないのが不思議です。 また、通りにたくさんタバコの吸殻が捨ててあるのも見ます。 |
2つ目
チューリッヒに来て1ヶ月になりましたので、近況報告をします。
チューリッヒに来て4日目ぐらいに、ベルリンに行きました。
三角形分割の学校があったからです。
講義などは難しくてついていくのが大変でしたが、
ヨーロッパのこじんまりとしたワークショップの
暖かい雰囲気などが味わえてよかったです。
ベルリンから戻って来てからは、授業の予習をしていました。
授業は今週から始まって、現在は、
(月) Emo Welzl の ランダマイズドアルゴリズムの授業 (必須)
(火) 同上
(水) Nesetril の グラフのhomomorphismなどの授業
Tibor Szabo の グラフ理論における代数的方法の授業
(木) Jirka Matousek の 組合せトポロジーの授業 (必須)
(金) 同上
というスケジュールでやっています。
必須の授業は午前が講義、午後が演習という形でやっています。
演習はもちろん学生が板書で問題を解くわけですが、
僕も何度かやりましたが、お察しの通り、よく間違えます。
ただ、授業のレベルや内容は僕の興味にとてもあっているので、
非常に楽しいです。
必須の授業は11月の中ごろで終了して、
1月からまた新たに別の必須の授業が同じ枠で行なわれます。
月火が視覚とコンピュータグラフィクス、
木金が近似アルゴリズムの授業になります。
その間の12月はプロジェクトがあるようです。
詳細はまだわかりませんが、おそらくテーマを与えられて、
それに関して思いをめぐらせるのだと思います。
生活の方もだいぶ慣れて来ました。
たまに英語が口から出て来なくなったりしますが、
だいたい問題はないようです。
ドイツ語はほとんど使いません。割りと英語で用が済みます。
こんなところです。
気温も全然寒くなく、吐く息が白いなんてことはないです。
とても健康です。
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1つめでは「英語に苦労している」といっているのに、
2つめでは「英語は問題ない」といっている。
自分でも、とても矛盾しているように感じる。
無理矢理まとめると、「英語には苦労しているが問題はない」ということだろうか。
「正則2部グラフなら部集合のサイズが等しいのは当然」ということが、当然のようにわからなかった。
何でこんなことがわからなかったのだろう。
最近、割りと代数に凝っている。
というか、代数を勉強している。
群とか、環とか。
理由はホモトピーがよくわからないから。(本末転倒か。)
今日,自分が当てられていることに気が付かなかった.....
英語力のなさを露呈.(まぁ,今にはじまったことではないか.)
高畑さんから論文が送られて来たので読む.
いま気が付いたことは,「正則2部グラフ」というのは,
2部グラフで正則なもの,ということに加えて,それぞれの部集合のサイズが等しいことも定義に入っているようである.
ホモトピーがよくわからない.
つまり、なかなか幾何のロジックに慣れないのです。
幾何のロジックというかトポロジーのロジックでしょうか。
それは、確率にしてもそうです。
言ってることはもっともだとわかっていても、何かふに落ちない。
論文出しちゃった。
よろしくお願いします。
ということで、その論文とか室田先生の本とかで、劣モジュラのことが頭から離れない日々が続きます。
いろいろ気になることはあるのですけど、なかなか研究しようという気にならないので、半年ぐらいは寝かせておくことになるでしょう。
やはり授業の宿題がたくさんあって、それを割りとやっているので、それに時間と気持ちをとられてますね。
でも、こんなに演習問題を解いてるのは久しぶりなような気が。
だいぶ慣れました.
最近は勉強勉強の毎日です.
割りと練習問題とかが出来ない自分に気付きます.
もっと勉強しないといけないですね.
先週Berlinに行ってちょっと(2時間)観光したのが一番楽しかったかもしれないです.
ブランデンブルグ門は工事中でした.
論文のreviseを20日までにしなくてはいけない,ということなので,割りと忙しい気もします.
今度はページ制限がつけられてしまったので厳しいです.