第15回研究会 (最終回)
第15回研究会 (最終回) を以下の通り開催いたしました.
- 日時:2017年 12月 23日 (土) 13:30〜
- 会場:東京理科大学 神楽坂キャンパス 森戸記念館
アクセス:http://www.tus.ac.jp/info/access/gmap/kag_gmap.html
(神楽坂下交差点から早稲田通りを300mほど登って右手にある鳥茶屋本店前を右に曲がって突き当たりです.)
- 講演者1:田中 健一郎 氏 (東京大学大学院情報理工学系研究科 数理情報学専攻)
- 題目:離散エネルギー最小化による近似手法の設計について
- 概要:
本講演では,あるクラスの解析関数に対する補間型近似公式の設計問題について述べる.この問題については,近似誤差作用素の作用素ノルムの最適値が,標本点に関する最適化問題として書けることが分かっている.そこで,この最適化問題を,ある離散エネルギーの最小化問題を経由して近似的に解き,近似公式を設計することを考える.
- 講演者2:田中 未来 氏 (統計数理研究所)
- 題目:DC 最適化とその応用
- 概要:DC 最適化とは非凸最適化問題を解くためのひとつの方法論である. 基本的な DC 最適化アルゴリズムの各反復では, 非凸関数を凸関数の差として表現し,一方を線形近似することによって得られる凸な子問題を各反復で解く. 本講演では DC 最適化の基本的な考え方といくつかの応用例を紹介する. なお, 本講演の内容の一部は武田朗子氏 (統計数理研究所, 理化学研究所), Dr. Alain B. Zemkoho (University of Southampton) との共同研究に基づく.
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