論理パズルを題材とした整数計画法による数理モデル化
情報数理工学実験第二A・B/コンピュータサイエンス実験第二A・B (MICS実験第二)
2017年度後学期
第1ラウンド
岡本 吉央
概要
離散最適化の技法である「整数計画法」を用いて,数独のようなペンシルパズルをモデル化し,ソフトウェアを用いて解く,という一連の流れを体験する.
キーワード:整数計画法,離散最適化,数理モデリング
レポート
- 締切:11月14日 (火) 13:00 (もちろん厳守)
- 形式:紙媒体のものと電子媒体のものの両方
- 提出先 (紙媒体):西4号館4階事務室前のレポート提出箱「岡本」
- 提出先 (電子媒体):岡本宛にメールで (メーリングリスト宛ではないので注意),bzip2などで適当に圧縮するとよい
- 再提出が必要な場合,11月20日 (月) の16:00までに個人 (メーリングリストへ登録されているアドレス) 宛のメールで連絡する
スケジュール
- 10/4 (水) 整数計画法の説明,SCIPを使ってみる
- 10/11 (水) 魔方陣と数独
- 10/16 (月) ののぐらむ
- 10/18 (水) 美術館
- 10/23 (月) カックロ
- 10/25 (水) ナンバーリンク
- 10/30 (月) レポート作成
実験テキストの訂正表
見つけたら教えて下さい.
- 29ページ:「この第 5 の制約と先に登場した第 1 の制約,第 3 の制約から『第 i 横行の第 k クラスタの左端が左からj マス目にあるならば,その横行の左から j マス目と j +R[i,k]−1 マス目まではすべて黒マスとなる』ということが導かれる」と書かれているが,これは正しくない.
つまり,定式化も不完全である.しかし,実際のパズルはうまく解けてしまっている.この点について,余力のある人は,課題3.3の追加として,上で「導かれる」と書かれている制約を陽に定式化して,組み入れてみよ.
ファイルの訂正履歴
見つけたら教えて下さい.
参考情報
整数計画法,数理最適化に関する情報源
ペンシルパズルに慣れるため (CEDではゲーム禁止なので,やってはいけない)
- 数独
- ののぐらむ (お絵かきロジック,ピクロス,...)
- 美術館
- カックロ
- ナンバーリンク
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okamotoy@uec.ac.jp