計算幾何学で行う曲線の再構成

情報数理工学実験・コンピュータサイエンス実験第二
電気通信大学情報理工学部情報・通信工学科
2014年度後学期
月曜3,4限と水曜3,4限
第4ラウンド

岡本 吉央


概要

平面上の計算幾何学における基本的なアルゴリズムを実装し,アルゴリズム設計と評価の方法論,実装上の注意点,応用までを主体的に学ぶ.本年度は特に「曲線再構成問題」を 軸として,パズル「点つなぎ」のラベルなしバージョンに挑戦する.実装はRubyで行う予定であるが,Rubyに精通している必要はない.『アルゴリズム論第一』の内容を基礎として用いる.

キーワード:計算幾何学,曲線再構成問題,凸包,Delaunay三角形分割,Voronoi図

レポート提出

テキストの訂正

その他

イメージ図

参考になる外部ページ

CEDに標準インストールされているRubyのバージョンは2.1.0であることに注意.

スケジュール (予定)

  1. 1/5 目標の説明,Ruby入門
  2. 1/7 曲線再構成問題:アルゴリズム1 (NN-Crust)
  3. 1/14 曲線再構成問題:アルゴリズム2 (Conservative-Crust)
  4. 1/19 三角形分割構成アルゴリズム:Grahamスキャン
  5. 1/21 Delaunay三角形分割構成アルゴリズム:Lawsonフリップ
  6. 1/26 Delaunay三角形分割を用いたConservative-Crustの高速化
  7. 1/28 レポート作成


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