日記


2006/1/30

論文が割りと形になってきた。

昨日、ローカルニュースに清野さんが出て来てびっくりした。
ウミガメが産卵する海岸を守るとかいう話。


2006/1/26

どうしても解けない問題は、どうしても解けない。
かなり違う切り口でいかないといけないのだろうか。


2006/1/25

最近、「○○依頼」というものをよく頂くようになり、特に断ったりしないので、
というか、断り方を知らないので、
というか、ある人から「若いうちは断らないほうがいい」と言われたので、
いま、ちょっと大変なことになっている。
おそらく、これぐらいでは他の人の「忙しい」にはまだまだ程遠いのだと思うけど、とにかく頑張らないと、と思う。


2006/1/24

大講座の修論予備審査があったのでいってきた。
卒論のときよりも1人あたりの時間も長く、質問を受けても時間が助けてくれるようなことがないので、学生の方は緊張したのではないだろうか。
というか、困ってしまっていた学生を何人か見た。
「自分がやっていることを理解する」というのは出来て当たり前のように思うかもしれないけど、そういうものでもないし、
逆にそれができれば、それだけでも一人前のような気はする。
自分でもそれができてるかどうかよく分からないし。

書いてる論文の訂正を書き込んだのが見当たらない。おそらく家に忘れてきた。
こんなことで作業が滞った。


2006/1/23

週末にセンター試験があり、試験監督をしたけども、
どのニュースもリスニングの再テストを「トラブル」と扱っている。
幸い、僕の担当した試験室では再テストを行わずに済んだけれども、
再テストが行われることは個人的には「想定内」のことと思っていた。
(大学入試センターは違う考えだったようだけども。)

例えば、筆記試験なら問題に乱丁・落丁・印刷不鮮明な箇所がある場合は、問題冊子を取り換えることで対応する。
今回のリスニング方式では、その場で取り換えることができないので、再テストを行なう、ということになる。
問題冊子に乱丁などがあって「トラブル」だとか言われたことは今まで聞いたことがない。
しかも、今年度の国語の試験では、印刷不鮮明な箇所があったようで、それをどの試験室でも板書まで受験者に指示した。
(自分の試験室では印刷不鮮明ではなかったと思うけども、FAXで板書の指示が来たので、おそらく印刷不鮮明はどこかで大規模におきていたのだろう。)
その他、問題訂正などもあり、マニュアル通りに行なわれた。
しかし、そういうものはトラブルと呼ばれないようだ。
リスニング再テストもマニュアルに指示されたもので、個人的にはトラブルだと考えていない。
(ただ、大学入試センターのマニュアルには「リスニングトラブル対応」といった感じで書いてはあったけれど。)

リスニングの実施方法については改善の余地があるだろうけども、
そのために解決しなくてはならない技術的な問題も多いような気がする。
実は、リスニング試験のときに、試験室の監督者一人が受験者と同じICプレーヤーによる問題を聞くのだが、
僕が問題を聞いたところ、問題の質の高さ (出来のよさ) にかなり驚いた。
だから、リスニング試験自体が悪いとは思わない。むしろ良いと思う。
リスニングは続けていって、実施方法を改善していくように向かっていってもらえればいいな、と個人的には思う。

今回、再テストが「トラブル」と捉えられたことの要因の多くは、大学入試センターの見込みの甘さとマニュアル内容が徹底されなかったこと、
そして、「リスニングなんて新しいことをやらなければ何もなかったのに」っていうような事なかれ主義だったのではないかと思う。
だけど、「マニュアル内容の徹底」について、あれ程の細かい状況への対応を熟知しておかなくてはならないということが監督者へ大きな負担になっていたことは酌量の余地があるところかと思う。
実際、自分の試験室で再テストを実施しなくてはいけないような状況が起きたら、ちゃんと対応できていたかどうかと思うと自信がない。


2006/1/20

LA会誌で「未だに未解決」という日本語を使ってしまった。
これは「馬から落馬した」と同様によくない用法。反省。

明日からセンター試験。


2006/1/19

CGIにてこずった。結局、文字コードが動かない原因だった。


2006/1/18

いつものように、よく知らない研究分野について、研究をしてからサーベイをしてるので、なんかストーリーがおかしくなっている。
まぁ、こういうスタイルが染みついてるから仕方無いとこもあるけど。


2006/1/17

講演の準備をしないといけない。


2006/1/16

ATOKの期間限定日本語テストをやってみたら、78点だった。
思ったよりもできなかった。
慣用句のようなものが全然わかってない。
(選択式だから、勘で当たってるところも割とあったり。)

論文書きが大部すすんだ。
技術的なところは大体書けたので、あとは最も重要なイントロと結論の部分。
だいたい、論文っていうのはイントロの印象でOKかダメか決まるようなものだと思うから。


2006/1/13

ついついこれで遊んでしまった。


2006/1/12

ゼミでしゃべり過ぎた。


2006/1/11

なかなか進まない論文書き。
今日はほとんど明日のゼミの準備。


2006/1/10

研究室がかなり寂しくなった。


2006/1/6

春のOR学会での発表申込をした。
ISMPについて、例年だと4月のはじめ頃が発表申込の〆切なのだけど、今年はどうだろうと思って、ISMPのページを見にいったら、まだその手の情報が出てなかった。


2006/1/5

ちょっと前NHKで「ハートで感じる英文法」の再放送をやっていたので、ずっと見てた。
それを見て思ったことがちょっとあるので、とりとめもなく書きたい。

まず番組はとてもよいと思った。
英文法の事項を逐語訳ではなくて、それの持つイメージで解説する、というもので、これは僕自身がそうやって英語を喋ってるのでその感覚に非常に近く、感激した。
番組の構成やプレゼンテーションも非常にわかりやすかった。

ただ、暗記しなくてイメージだけよいか、というとそういうわけでもないと思う、というのが僕の意見。
結局、イメージを使って文章の意味を説明をすることはできるけど、それだけでは文章を作り出すことはできないと思う。
正しい語順の文を作ったり、主格や目的格を意識することはイメージだけではできないと。
なので、イメージに頼る部分とイメージに頼らない部分は切り分けた方がよく、英語学習においてはそれぞれが相補的な役割を担うようにするのがベストではないか、と。

また、少しずれるけども、NHKの英語番組の充実ぶりに驚いた。
英語関連のTV番組が10ぐらいある。
英語でしゃべらナイトはたまに見るけど、かなり面白い。

英語に戻ると、英語をしゃべるためには、日本語がちゃんと使えないといけないと感じる。
学生の中に「英語が苦手」という人が多いけども、じゃあ日本語は苦手じゃないんだろうか?
自分自身は日本語も英語も「得意」という程ではないけれども、いろいろと気をつけているところはある。
たぶん、英語が苦手だという人は、日本語を雰囲気にまかせてしゃべってるのじゃないか、と思う。
それだと、もともと雰囲気にまかせてしゃべることができない英語が苦手であるのは至極もっともなことだと思うのだけど。
ということなので、英語が苦手なら、まず、日本語を気をつけて使っていくことから始めるのがよいのではないか、と思った。


2006/1/4

最小重み三角形分割問題のNP困難性が証明されたようだ。
MulzerとRoteによる結果で今年のSoCGに投稿されているようだ。必ず通るだろう。
この問題はGarey and Johnsonの本で未解決とされ、その後ずっと未解決のままだったもので、僕も少し研究したことがあったけど、なかなか難しい問題だった。


2006/1/1

あけましておめでとうございます。

今年の研究上の目標ですが、科研費があたるかどうかが個人的な一番の興味です。
これはゲーム理論関連のテーマで出したのですが、その他、計算幾何や多目的最適化、準線形アルゴリズムの研究もどんどんしたいので、そこら辺りをがんばっていきたいと思います。
特に、SODA (離散アルゴリズムでトップクラスの国際会議) に投稿できるぐらいのところまでは頑張りたい。
あと、秋頃に2件ぐらい講演を引き受けてしまったので、そちらでも自分をアピールできるようにしたいです。

次に教育上の目標。
去年は学生に難しいテーマを与えすぎてしまったと思うのですが、それでも何とかやってくれたので、
今年も調子にのって、同じような感じでいきたいと思います。
それと、もっと綿密に学生と研究上のコミュニケーションを取るようにしたいと思います。
学生実験の方は目立った問題が昨年なかったので、昨年と同様にやっていきたいと思います。


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